白山麓の自家製味噌

白山麓の自家製味噌

白い炊きたてのご飯と味噌汁は、日本人なら誰でも好き嫌いなく普通に食べている食事です。味噌汁の元となる味噌の主な原料は大豆、米麹、塩。白山麓のほとんどの家庭では、昔から米や大豆の栽培が行われており、味噌は各家庭で手作りされてきました。昔、白山麓エリアは交通の便が悪く、塩を手に入れるのも大変だったそうで、手に入った年には5〜10年分もの味噌を作りおきしたこともあったそうです。今でも毎年自家製の味噌を作る家庭も多く、11月〜4月にかけて、それぞれその家の味を受け継いで、自家流の味を仕込んでいます。
白山麓の民宿や旅館、食事処などでも、自家製の味噌を使って料理を出すところが多く、自慢の手作り味噌の味わいが楽しめます。



白山麓の味噌は販売もしています

おいしいと評判の白山麓の味噌は販売もしています。現在は、白峰地区で作られる「天領味噌」と中宮温泉の湯を使って仕込む「霊泉みそ」があり、県内外に多くのファンがいます。また、河内地区では、白山麓の味噌と山に自生するクルミで作る「くるみ味噌」を製造し、河内地場産業センターなどで販売しています。

●天領味噌

昔ながらの麹作りから始める製法で、丁寧に仕込む味噌を製造販売しているのが「民宿つる乃」です。自家栽培の米や大豆を原料とし、白山の伏流水で豆を炊く味噌は、添加物をいっさい使わない天然もの。味に最もコクが出る3年味噌を使います。この天領味噌は、民宿の味噌汁に使われるているほか、宿でも販売されています。
問合せ・販売は076-259-2124(民宿つる乃)

●霊泉みそ

お年寄りらが、自分たちで栽培した大豆や米を使って作る味噌が人気です。古くから胃腸に良いとされる中宮温泉の「胃腸の霊泉」で豆を炊くため、霊泉みそと名づけられました。3年熟成の味噌は塩分も少なめでヘルシー。どんな料理にも合います。味噌を製造する護摩堂生産組合では、ほかにトマトやそばなどの農作物の栽培もしています。
販売は076-255-5211(道の駅瀬女 白山観光物産センター)



白山麓の味噌の活用法

白山麓の味噌は仕込んでから2〜3年後にふたを開け使いはじめます。年月を経ると色は赤茶が濃くなりますが、味噌にコクが増して美味しいとのこと。日常の味噌汁のほか、くるみ味噌、ごま味噌、なんば味噌、ゆず味噌、ふきのとう味噌、酢味噌和え、味噌漬け、鯖の味噌煮などに使われています。また、きゅうりや人参などの生野菜に直接付けて食べると、野菜の味がよりまろやかに感じられ、酒にも合いますね。

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