温泉卵

温泉の名物といえば温泉卵。60〜80度前後のお湯に卵を浸けて作る半熟卵で、白身と黄身が固まる温度と速度の違いでできます。実際には温泉でなくても温泉卵というようですが、白山麓で販売しているものは温泉にじっくり浸けた文字通りの温泉卵。中宮温泉や白山杉の子温泉などで購入できます。

温泉効果が卵にも!?

温泉効果が卵にも!?

旅先の宿でご馳走をたくさん食べた翌朝、膳に温泉卵がのぼる光景は定番ともいえます。まるで飲物のようにつるりと喉を通る食べやすさと消化のよさ、また冷めてもおいしいことが主な理由でしょう。たびたび“栄養たっぷり”と紹介されていますが、実際、卵自体にカルシウムやビタミンAをたっぷり含んでいるほか、呼吸用の空気穴から温泉の成分が溶け込むので、普通のゆで卵よりも栄養価アップが期待できるといえます。

味の違いは湯の個性

味の違いは湯の個性

鶏卵といえば戦前や戦後すぐは、病気をした時位しか口にできない憧れの食品でした。今のように温泉地で温泉卵が名物になったのも、卵が手に入りやすくなった昭和30年以降と考えられます。ただ温泉に浸すだけの単純なものですが、湧き出す湯の成分や塩分濃度、温度が違うため独自の食感や塩味が生まれているようです。

温泉卵をもっとおいしく!

温泉卵をもっとおいしく!

温泉卵の食べ方をいくつかご紹介しましょう。温泉地で風呂上りに食べるなら、殻の上部を少し割り、塩を少々振って片手で持ち、牛乳のようにグイッと“飲む”のがツウ。家に持ち帰ったら、薄目のだし汁やわさび醤油をかけて食べるのもおすすめです。そばやうどん、ラーメンなどの麺類、丼、パスタやカレーにトッピングして料理に取り入れるのもいいでしょう。

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